これらのサンプルの配付は,(1)貴重なサンプルである(2)提供元と参照触媒委員会(現: 参照触媒部会)
の契約に強く制限されている,の2つの理由から,つぎのような基準で配付するかど
うかを決めている.
「キャラクタリゼーションのための参照試料」として利用される場合のみ,配付
する.具体的なキャラクタリゼーションの実験内容(例えばXRD)が使用申込書に明記されることが
条件である.
触媒反応など,応用的な用途は認めない.
原則としてそのまま利用する場合のみ配付する.修飾(例えば他の金属を担持)し
て別の触媒とするような材料としての利用はお断りしている.
同一研究グループに3年に1度以上の頻度では配付しない.
配布量は10 g.
以上の3つの条件を満たしていると配付担当者が判断したら,つぎに提供元(日本モ
ービルカタリスト社)が適否を決める.同社は理由を明示せずに配付を断ることがで
きる.
これらの条件をクリアし,さらに「提供元と参照触媒委員会(現: 参照触媒部会)の契約を遵守する」旨
の契約書に署名した人にのみ,同社から直接送付することとなっている.
MFI型ゼオライトは組成と構造が規定されれば性能に再現性があるはずですので,貴重な参照触媒そのものを使わなければならない場合は限られるはずです.MFI型ゼオライトを利用して触媒反応や触媒調製を行われる場合には,例えば自作や市販の試料の品質を参照触媒を利用してご確認された後で,反応や調製はその自作・市販試料を用いて行われることをお勧めします.