目的

本研究会では、多様な触媒作用を表面・界面での分子変換ととらえ、
反応解析の先端的技術をもつ実験家と、多様で複雑な触媒作用に通底する
根本原理をあぶり出す理論家が協同しながら、
表面や界面での触媒反応の機構を原子・分子の視点から議論することを目的としている。
表面化学と実用触媒の研究者コミュニティーの有機的な交流を目指して2009年より活動してきた
「表面化学と触媒設計の融合研究会」において、依然として残っていた課題である
『基礎学理に裏打ちされた設計指針に基づいた高機能実触媒の創出』を実現するため、
2015年に研究会の名称を変更した上で発展的に再構築したものである。