平成21年度触媒学会燃料電池関連触媒研究会
講演会および発表会
テーマ「燃料電池用新電極触媒の進展」

非Pt系触媒として、カーボンアロイ等の窒化カーボンや、窒素や炭素を含む非貴金属系元素の酸化物系材料、さらにはバイオ系触媒の研究は近年大いに進んでおり、Ptに肉薄する反応開始電位も報告されるようになってきました。また、一部ではMEA特性も示されるようになり、その開発の更なる進展が期待されています。しかし、過酸化水素の発生率などその触媒特性の詳細や反応機構、触媒構造などの詳細は必ずしも明かではありません。
今般、このような新しい電極触媒の開発を先駆的に進めておられる方々を講師としてお迎えし最近の開発状況や今後の展開について講演頂くと共に、パネルディスカッションや懇親会で親しく議論します。


日時:平成21年3月17日(火) 10:00〜

場所:東京理科大学・森戸記念館 第1フォーラム
    東京都新宿区神楽坂4-2-2  http://www.sut.ac.jp/info/setubi/morito.html
参加申込締め切り 3月6日(金)

ポスター発表申込締め切り2月20日(金) アブストラクト締め切り2月27日(金)
参加費  一般会員 3,000円、一般非会員 5,000円、学生 無料
懇親会参加費 3,000円

主催
  触媒学会燃料電池関連触媒研究会
協賛
   触媒学会
  電気化学会燃料電池研究会
    東京工業大学グローバルCOEプログラム「エネルギー学理の多元的学術融合」

プログラム
<セッション1>
10:00−10:45
 1)カーボンアロイ系触媒の酸素還元特性(仮題)
          東京工業大学 尾崎 純一
10:45−11:30
 2)PEFC用カソードとしての炭素・金属酸化物・炭素フリー触媒層
         信州大学  高須 芳雄
11:30−12:15
 3)高性能脱貴金属燃料電池電極触媒の開発研究
         東京農工大 永井 正敏 

<セッション2 ポスター発表>
12:15−14:30 (学生の方にはポスター賞審査を予定)

<セッション3>
14:30−15:15
 4)脱白金を目指した4及び5族酸化物をベースとした酸素還元触媒の研究開発
        横浜国立大学 石原 顕光
15:15−16:00
 5)アニオン交換膜形燃料電池の構成へ向けた金属酸化物系カソード触媒の開発
        東京理科大学 齋藤 守弘
16:00−16:45
 6)バイオ電池の現状と展望
        京都大学 加納 健司
<セッション4 パネルディスカッション>
16:45−17:30
 7)話題提供:DOEプログラムにおける電極触媒の開発動向
      インターリンク 加藤 武彦
    パネラー:尾崎純一(東京工業大学)、高須芳雄(信州大学)、永井正敏(東京農工大)、齋藤守弘(東京理科大)、石原顕光(横浜国立大学)、加納健司(京都大学)、加藤武彦(インターリンク)、吉武優(旭硝子)、今井英人(NEC)

18:00- 懇親会

ポスター発表を募集しますので、皆様、ふるって発表申し込みをお願いします。
申し込みは題目および発表者をメールにて下記まで申し込みください。
なお講演会の後に1時間ほどの情報交換会および懇親会を予定しています。
参加費は3000円です。こちらもふるってご参加ください。参加申し込みと同時にお申込下さい。

参加申込方法
氏名、所属、連絡先を明記の上、下記へ電子メールでお申し込み下さい。
申し込み・問合せ先
  今井英人(NEC)      e-mail:h-imai@ce.jp.nec.com
               TEL 029-850-1533 FAX 029-856-6137
  齋藤守弘(東京理科大学) e-mail:saitou.m@ci.kagu.tus.ac.jp