千葉地区触媒講演会


主 催 触媒学会関東地区
日 時 6月18日(火)午後2時から(終了後懇親会)
場 所 千葉大学けやき会館(千葉市稲毛区弥生町1-33)
    JR西千葉駅下車500m、京成みどり台駅下車400m
    案内図にて22番の建物です。 

参 加費 講演会は無料、懇親会3000円(当日申し受けます)
参加申込 下記参加申込書式にて6月6日(水)までに satoshi@tc.chiba-u.ac.jpへお申込みください.


プログラム

  1. 空中窒素固定の新規光化学プロセスとシステム
    (千葉大学工学部)星野勝義

     当研究室で見出された新しい空中窒素固定プロセスとシステムについて概説する。本プロセスは、有機/無機複合半導体材料に太陽光露光を講ずることにより、常温常圧下で空中窒素が固体窒素化合物に固定化される発見に基づくものであり、エネルギー浪費型のハーバー・ボッシュ法に代わる省エネルギー・環境調和型プロセスとして注目されている。材料のエネルギーおよび固定化反応の機構論的考察から本プロセスの特徴について考察する。

     

  2. 新触媒によるフェノール樹脂の製造
    (住友ベークライト株式会社)平野和久

     フェノール樹脂は100年の歴史を持つ合成樹脂であり、未だに発展しながら広く工業用材料として使用されている。一方、樹脂製造面では未反応モノマーの残留、その除去及び処理の問題等があるにも関わらず、触媒として未だに古典的な有機・無機の酸・塩基が用いられている。弊社が開発した画期的な反応効率を有する新しい触媒システムは、未反応モノマー問題を解消できる環境にやさしい生産システムであり、その概要を紹介する。

     

  3. シリカ系モノリス型HPLCカラム"ChromolithTM"
    (京都大学大学院工学研究科)中西和樹

     高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)は、広範な利用分野をもつ分離分析手法である。近年の材料科学の進歩により、従来の化学修飾された真球状微粒子の密充填カラムに代わって、「モノリス型カラム」という全く新しい形態の分離媒体が登場した。ゾル−ゲル法によって得られるシリカ系モノリス型カラムの構造および液体クロマトグラフィー分離における特長と、ポストゲノム時代のバイオ関連分野への応用を含めた今後の発展を展望する。(参照:http://www.chromolith.com)

     


 

参加申込書式

以下をコピーしメール送信ファイルに貼り付けて、必要事項をご記入の上satoshi@tc.chiba-u.ac.jpまでご送信ください。

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「千葉地区触媒講演会」
 氏 名:
 勤務先:
 連絡先:
 懇親会参加:  有  無

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連絡先 〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町 千葉大学工学部物質工学科 佐藤智司 
    TEL: 043-290-3376 (直通) e-mail: satoshi@tc.chiba-u.ac.jp