講演会 『日常の環境安全を考える』


1.開催日時: 平成17年11月25日(金) 16:10〜19:00
2.会  場: 秋田大学VBL 2Fセミナー室 (〒010-8502 秋田市手形学園町 1-1)
3.主  催: 日本化学会東北支部
    共  催: 触媒学会関東地区、秋田大学工学資源学部附属鉱業博物館、日本素材物性学会、
               石油学会、秋田大学環境安全センター
    後  援: 秋田大学
 

4.講 演
(1)「化学物質と上手に付き合う」 指宿尭嗣氏 ((社)産業環境管理協会常務理事)
われわれが日常の生活に使っているものには,たくさんの化学物質が含まれています。例えば, 化学繊維,プラスチックも化学物質ですが,製品に必要な性能を出すために少量のいろいろな化学 物質が添加されています。シックハウス症候群などによって,身近にある化学物質全体に対して不 安がもたれていますが,化学物質を使わずに生活することはできないでしょう。化学物質による健 康への影響(リスク)がどのように,どの程度出てくるのか理解し,化学物質を適切に管理して, 安心して使っていくための取組を解説します。 ( キーワード: 化学物質,シックハウス症候群,リスク,管理 )
(2)「アスベスト問題の今後の課題」 津村眞知子氏(津村労働衛生コンサルタント事務所所長)
クボタの情報公開が端を発した「アスベストの問題」は,マスコミ報道の影響もあり国民全体の 健康管理に関わる重要課題と認識されつつあります。産業発展の過程で有用性を優先させたアスベ ストの使用は,中皮腫など,人の健康に取り返しのつかない結果を生んでいます。国立大学法人と なった大学では,労働安全衛生法の適用の下で、このアスベスト問題をどう受け止めればよいのか, アスベストの有害性・現状の法規制・建築物の解体作業・国際的動向などを交えてその課題を解説 します。 ( キーワード: アスベスト,アスベストの有害性,解体作業,中皮腫,労働安全衛生法 )
5.参加費 : 無料 6.参加申込方法 : E-mail,Fax,葉書,Web-siteの申込フォーマットのいずれかで (1) 参加者氏名,            (2) 勤務先・所属または学校名・学年, (3) 連絡先(E-mail アドレス,住所,            電話)を明記して申し込んでください。            詳細、Webからの申し込みはこちらから   7.参加申込締切 : 定員 (120名) になり次第締切らせていただきます。 8.申込・問合せ先: 〒010-8502秋田市手形学園町1-1 秋田大学工学資源学部環境物質工学科 中田真一,   E-mail: snakata@ipc.akita-u.ac.jp  Fax: 018-837-0404