千葉地区触媒講演会

主 催  : 触媒学会関東地区
日 時  : 2006年 5月15 日(月)14時から(終了後,千葉大職員食堂にて懇親会)
場 所  : 千葉大学大学院自然科学研究科棟1号館1階大会議室
	       千葉市稲毛区弥生町1-33

アクセス
JR西千葉駅下車 千葉大南門経由で徒歩8分,または京成千葉線みどり台駅下車
正門経由で徒歩9分です。


プログラム 

1.「高立体選択的光不斉反応の開発」(千葉大院自然科学研究科)坂本昌巳 
有機化合物の光化学反応を高度に立体制御する試みが,近年,盛んに研究されている。本
講演では,講演者らの開発した光不斉反応を中心に,固相光反応,ジアステレオ選択的反応、
結晶化による軸不斉制御を利用した絶体不斉合成、スピン異性体のキラルメモリー効果によ
る立体選択的光反応などを紹介する。 

2. 「シングルサイト光触媒のグリーンケミストリー」(大阪大院工学研究科)山下弘巳 
ゼオライトやメソポーラスシリカの細孔骨格に組み込んだ四配位酸化チタン種などの遷移
金属酸化物種は“シングルサイト光触媒”と呼ばれ、通常の半導体光触媒と異なるユニーク
な構造と反応性を示す。シングルサイト光触媒を利用した空気・水の清浄化、人工光合成型
反応や選択酸化反応などを紹介する。 

3. 「太陽光を利用できる水分解光触媒の開発」(東京理科大理学部)工藤昭彦 
水からクリーンエネルギーである水素を製造する方法として,光触媒を用いた水の分解反
応が注目を集めている.近年,この研究分野において,いくつかの進展が見られる.ワイド
バンドギャップ光触媒を用いることにより,高効率な水の完全分解が達成された.また,太
陽光照射下で水の完全分解が可能な可視光応答型光触媒系が開発された.さらに,廃硫黄化
合物を有効利用した水素製造のための高活性な光触媒も見いだされた.本講演では,演者ら
のこれらの成果を中心に,水分解のための光触媒材料の開発動向について解説する。 

参加費:講演会は無料(どなたでも参加できます。)
懇親会3,000 円(当日申し受けます,担当者まで予約をして戴けると幸いです。) 

参加申込:「千葉地区触媒講演会」と表記し,氏名,勤務先,連絡先,懇親会参加の有無を明
記し,5月10 日までに下記連絡先へお申し込み下さい。 
(http://pulsar.tc.chiba-u.jp/ac3home/catchiba2006.html もご参照下さい) 

参加申込書式:以下をコピーし,メール送信ファイルに貼り付けて,必要事項をご記入の上,
5月10日(水)までに下記連絡先へお申し込み下さい。 

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「千葉地区触媒講演会」 

氏 名: 

勤務先: 

連絡先: 

懇親会参加: 有 無 
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連絡先 千葉大学 工学部 共生応用化学科(廃棄物管理施設担当) 
町田基,TEL: 043-290-3129(直通),E-mail: machida@faculty.chiba-u.jp 
以上