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副会長からのメッセージ

2015年度 触媒学会副会長 松久 敏雄 (クラリアント触媒株式会社)

2012、2013年度経営委員会担当の理事を、昨年度、今年度は副会長を仰せつかっています。 経営委員会の活動は日頃目には見えないかもしれませんが、学会の財政を含め将来を見据えた事業のあり方などを議論し、理事会に諮ってきています。数年前には大きな改革として触媒誌の電子化を行いました。このことにより学会の財政事情は確実に改善し、将来に向けて不安のない体制が築かれつつあります。

最近では、触媒討論会の一層の活性化と更には会員の増加も期待して、春の触討で「特別シンポジウム」を開催しています。ここでは他学会との境界領域も含めたテーマを設定し、基調講演とこれに関連した講演からなる従来とは少し違ったシンポジウムを企画しています。触媒学会以外からも多くの方に参加いただきたいと願っています。また、現在進めている議論では、学会が主催する多くの行事を、参加者、開催担当者の立場から、更には費用の面から今一度見直してみようとしています。因みに講演会などの行事は昨年度45回開催され、のべ3,000名の参加がありました。

最後に、創立60周年を迎えようとしている日本の触媒学会が益々発展して、新反応の開発、エネルギー、環境などの課題解決に触媒がもっと貢献できるように、関係者の活動を支える強い学会組織にしたいと切に希望しています。