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会長挨拶


令和元年度 触媒学会会長
山下 弘巳
(Hiromi YAMASHITA)

(大阪大学)

会長メッセージ(2019.5.17)

 令和元年を平和に迎えられたことをお喜び申し上げます。
 5月10日の令和元年度第1回理事会において触媒学会会長に選任されました。1年間、触媒学会の運営と発展のために、他の理事と協力して精一杯に取り組む所存です。会員の皆様のご協力をお願いいたします 。

 触媒学会は昨年、創立60周年を祝いました。昭和の30年間、平成の30年間に、触媒を対象として、情報交換・交流の場を提供し、学術的技術的発展を促すことで多種多様な社会貢献をしてきました。新しい令和の元号の下で、触媒学会の活動が安定に継続しさらに発展するには、触媒科学についての学理の探求のみならず、異分野との融合や連携に加え、境界領域の開拓は不可欠です。人と人とのつながりを大切にし、ネットワークを築く「人と人をしっかりつなぐ触媒」の役割を強く意識した学会活動を目指したいと思います。
 そのためには、触媒学会が展開している研究技術開発、一般向け啓発活動、若手研究者の育成、産官学・世代間の連携、各種研究会活動、国際交流活動などのより一層の活性化・特色化を図ると共に、内外に向けて今まで以上にわかりやすい情報発信を行う必要があります。特に、触媒学会の活動や貢献を外部の方に知っていただくために、学会活動を広く社会に報告する、まさに広報活動の戦略化を重視したいと思います。
 令和元年度の触媒学会運営のキーワードは、「人と人のつながりの構築」そのための「広報活動の戦略化」とし、各委員会の委員や理事とともに以下の項目を特に重視し取り組みます。
 ・討論会開催と学会誌・出版物発行などの従来通りの学会活動はしっかりバトンリレーし、特に好評を得ている特別シンポジウム、企業研究者と学生の交流会などの企画の継続充実化を目指します。若手の登竜門でもある触媒討論会B講演の発表申し込み数増加の傾向を大切にします。
 ・学会ホームページの整備ならびに英文化を進め、広く国内外の人に分かりやすい情報発信を目指し、触媒学会の活動をアピールします。
 ・触媒誌のメール配信以外に、学会編集の出版物を一般の人が目にする機会を増すため、触媒学会編集本(事典など)を出版し、多くの図書館などに配置いただく広報活動も必要と考えます。
 ・小中高校生や一般の人への触媒の啓発を目指したキャタリシスパークの活動が10周年を迎えるのを契機に、啓発イベント活動の新たな進展を図ります。
 ・触媒研究開発の将来を担う中堅の産官学若手研究者が互いの名前と顔と活動が見えるような交流の場を企画し、将来活動に向けての意見交換を通して産官学連携を深めて頂きたいと思っています。
 ・国際交流においては、日韓・日台・日中(環境)などの 2 国間シンポジウムを核として躍進するアジア各国との交流の充実化、触媒研究新興国への協力活動、40 数年ぶりになる国際触媒会議(ICC)の日本誘致に向けての準備をしっかり取り組みたいと思います。

 触媒学会の最大の魅力は、会員の皆様が、老若男女を問わず分野を超えた屈託ない率直な意見交換ができる伝統があることです。本会の活動についても会員の皆様の「率直な」ご意見をいただき、ともに魅力ある学会づくりを目指したいと思います。